2019年6月1日、アンソニー・ジョシュアvsアンディ・ルイスJrの対戦が開催された。
結果はまさかのルイスの7回TKO勝利。
ただでさえ、ジョシュアが負けたことでも驚きなのだが、その相手が身長が188cmとヘビー級にしては低く、かなり太った容貌だったからなおさらである。
それに順当にジョシュアがルイスをダウンさせた後、冷静に立ち上がったルイスの反撃を受けて両者のダウンが続く形でジョシュアが倒れた。
ジョシュアのダメージは思いのほか大きい模様。足にきている感じがある。
それにしても、ルイスはとにかくハンドスピードが速かったし、回転力があった。
打ち合い上等のジョシュアが正面から打ち負けてしまった。
4度目のダウンを喫したジョシュアにレフェリーが詰め寄り、続行意思を確認するが、ジョシュアは反応が悪く、TKO負けを宣告されてしまう。
あの様子は、レフェリーが回復が整うまで待ってくれるのを期待しているようにも見えた。
これまで圧倒的Aサイドのジョシュアがそんな期待をしてしまうのはある意味自然だったような気もした。
とにかく、何が起こっているのかが自分の中で飲み込めていない感じだった。
こんなこと起こるはずないと。
当時、ジョシュアは長らくデオンテイ・ワイルダーとの頂上対戦が期待されていただけにジョシュアが思わぬ寄り道をしていくことになる。